日本へ帰るにあたり、会社では毎日のようにグループ別に送別会をやってもらっています。 とにかく、何かあるとすぐに会食と飲み会をやるのが当地の風習です。 日本でも欧米の国々よりは盛んですが、韓国には及ばないでしょう。 先日、私が所属するグループの女性社員が平社員から「代理(以前の係長)」に昇進したのと私の送別会を兼ねて一杯やりました。
昇進したのは1月25日号「韓国人の日本出張」で紹介したYさんです。 国立大学を卒業して、現在26歳、子持ち(生後5か月の幼児)社員で、すでに肩書付きになったわけですから、日本と比べると随分早い昇進です。 今回の出来事について私なりに以下のように考えてみました。
私は部外者ですから今回の昇進には関与しておりませんが、この会社の管理職昇進規定には「日本語又は英語の能力」の一項目があるそうです。 確かにYさんの英語の方がAさんよりは上ですから、このあたりが評価されたのかも知れません。 そう言えば、彼女が日本に出張中に韓国の部長から私に電話があり、「Yさんの英語力で正しく仕事ができているか」との問い合わせがあったので、 「流暢ではないが、なんとか仕事はできている」と答えておきました。 今から思えばその時に誰を昇進させるか検討中だったのではないでしょうか。
先日の「昇進祝い兼送別会」の二次会のノレバンでは、Yさんが日本に出張に来た時、日本の通信カラオケのメニューにはなかった「南行列車」がありましたので、デュエットで一緒に歌いました。 コンピューターによる自動採点では見事100点が出ましたので、いい記念になりました。