「反日感情」について、ある韓国人の見方
ソウルに戻ってきて、生活の調子が出ないと感じておりました。 やはり韓国では仕事のあとに真露やマッコリなど、現地の酒を飲まないと調子が出ません。 昨日は終業時間近くになってから、韓国人同僚を誘ってみました。 突然だったので、一人しか都合がつきませんでした。 結局、日本人対韓国人が1:1になり、かえって突っ込んだ話ができましたので、一部を紹介します。
彼はソウル大学、大学院修士卒業で、約40歳です。 専攻は工学ですが、歴史や社会学の本を読むのが好きだそうです。 以前書きましたように、40歳の年代層としては飛び抜けて高学歴のインテリです。 ここではA氏としておきます。
以下にA氏の発言趣旨をまとめました。
まあ、酒を飲みながらの話ですが、韓国人も「話好き」ですね。 それにしてもA氏から5月31日号の「氏より育ち」と同一趣旨の話が聞かれたのは印象的でした。 あと、私にとって考えなければならないのは、「日本人の過去のことがあるために、韓国を冷静に見られない」 ことがあるのではないかと言う自問です。
今日の昼食は「デリカテッセン」にしましたが、そこの社長と話していて、またまた同一趣旨の発言があり、驚きました。 「日本人と韓国人は同じ人種だ。 儒教を一生懸命やった韓国とやらなかった日本ではこんなに違ってしまった。 でもこれから仲良くやって、さらに南北統一したら、合計で2億人のアメリカにもまけない一大経済圏ができる」。 彼は日本語が喋れる世代ですが、こう言う人もいるのです。
なんか私は運がいいのか、「いい人」ばかりと知り合いになれるようです。
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