2000年12月17日号B

ソウル旅行報告B


サブカルチャー:

 前回のように「福婦人」を呼び出して、観光につれていってもらいました。 今回も前回同様に漢江上流方面です。 ソウルから10kmくらいでしょうか「ミサリ」と言うところには、道路脇に「ライブ・レストラン」がたくさんできています。 文字どうり生演奏が楽しめます。 有名になるとTVタレントなみの人気のミュージシャンもいるそうです。 私が日本人だとわかると出演した3人とも、日本の曲を歌ってくれました。 曲目は「サチコ」、「さざんかの宿」、「恋人よ」でした。 これらの曲は「日本文化解放」以前からポピュラーで、駐在中にもカラオケで時々見かけることがありました。 彼らも「桂 銀淑」「金 蓮子」の日本での活躍に刺激されてか、日本語の歌をレパートリーに入れているようです。

 

日本文化の浸透:

 「浸透」と言うよりも、日本人の韓国旅行ブームを反映してか、日本語の看板が本当に多くなりました。 観光地でもない「新川」の「モクジャ・コルモk」のごく普通の韓国食堂でもメニューに日本語の説明が書いてありました。 左の写真は「リッツ・カールトン・ホテル」の大通りをはさんだ対面で見かけたものですが、日本では禁止用語の「トルコ風呂」が書かれていました。 その上は日式食堂の看板です。

 

 右の写真は「楽園洞」のハリウッド劇場裏手で見かけたものです。 「マサジ」となっています。 韓国人らしい間違え方ですね。

  聞くところによると、このような「アンマ」には、日本人料金があるようですから、ボッタクリには注意しましょう


 仁寺洞の街路樹ライトアップ:


 民族料理食堂:

 韓国料理と言うと焼肉がまず頭に浮かびますが、伝統料理もなかなか人気があります。 伝統料理店や民族酒場と呼ばれる店も増加傾向にあるようです。

今回行った、廣東区庁近くの店のメニューです。 写っているこの量で1人前8000ウォンです(安い)。 しかも当日は無料サービスで「ドンドン酒」が付いていました。 味もなかなかのもので、おすすめです。

場所は、廣東区庁前の道を区庁を背にして100mくらい歩いて右側にある「ノルブ・チp」と言う店です。

 

民族酒場はYMCAホテルの裏手に何軒かありました。 今まで食べたいと思っても見つからなかった「カムジャ・ジョン」を、今回、ここで初めて食べることができました。 日本のジャガイモもおいしいですが、韓国の粘りけがあるものも、また、おいしいものです。



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