今年になって初めてのホームページ更新です。

掲示板でお知らせしましたように、最近会社内で移動があり、外国を担当することになりました。　韓国を始めアジアの国々への出張が増えると思います。

先週は、台湾からソウルに行ってきました。

日程

３月１３日〜１６日：台湾、集集大地震の震源地から約１５ｋｍのところに行きました。　訪問先は６階建てのビルですが、重たいせいでしょうか、１０〜２０ｃｍ、地面に沈み込んだそうです。　幸い、築２年と新しいので建物が破壊せず、傾かずにまっすぐ沈んだので、へこんだところに盛り土をして修復したそうです。

３月１６日〜１９日：ソウルに宿泊し、ソウルと京畿道にある会社を訪問しました。

キャバレー

最後の日は仕事も早く終わり、土曜日でした。　同行した人は１５年ぶりの韓国訪問で、最近のサブカルチャーに接してみたいとのことでした。　いろいろな説明をしましたが、彼は、最近は社交ダンスを習っているとのことで、それならと、キャバレーに案内しました。　彼の名前は、ここではＫさんとしておきましょう。

このホームページをウォッチしている読者は９７年１０月２１日号で紹介したのをご覧になって、日本のキャバレーとは違うことはすでにご存じでしょう。　もっとも日本ではキャバレーそのものが衰退し、死語化していますが・・・・

行ったところは、おさむし様がソウルを訪問したおり、オカトホ様に連れて行って貰ったことがある、新沙洞交差点の店です。　すぐ近くにもう一軒あるようで、日本と違って韓国のキャバレーはＩＭＦ時代を経てもいまだに健在のようです。

キャバレーの場所はここクリック

福婦人

前回と同じで、席に着くとすぐにボーイがダンス相手を捜してくれると言うのです。　私はダンスができないのですが、Ｋさんは習っているので、すぐにボーイのアレンジした相手とダンスを始めました。　しかし言葉がしゃべれないので場がもたず、一曲で帰ってきてしまうのです。　２回くらいそれを繰り返しまし、「呉さん、これではつまらない」と言うので、「ダンスが終わった後、英語で『Drink Together』と言えば、それくらいは通じるでしょうから、この席に連れてきてください。　私が通訳しますよ」と言いました。

Ｋさんはすぐにそれを実行し、ハルモニを席に連れてきました。　私はハルモニを見てビックリしました。　年齢は５０歳くらいですが、髪の毛はきれいにセットしてあり、着ているものもいかにも高価でした。　指にはダイヤの指輪です。　仮にこのハルモニをＬさんとしましょう。　ＬさんはＫさんを大いに気に入ったらしく、ビールの乾杯やグラスの献杯の嵐です。　席では人目も気にせずにＫさんに抱きつくし、またダンスに行けばチークダンスです。

 

Ｌさんらは３人のグループで来ていました。　私にパートナーがいないので気をきかし、仲間の一人を我々の席に呼んでくれました。　この人を、Ｊさんとしておきましょう。　Ｊさんもお金持ちらしく、エメラルドの指輪です。家の場所を聞いたら、「アｐ・ク・ジョン洞」とのことです。　やはりお金持ちの街に住んでいます。

　

しこたま飲んで、帰ることになり、外で別れの挨拶をしようとしたら、Ｊさんが、「車で来ているので、一緒にもう一軒行こう」と、誘いました。　酔い覚ましと言うことで、近くのインターコンチネンタルホテルのラウンジでお話しの続きをしました。　　彼女たちは３人のグループだったのですが、いつの間にか、もう一人は消えていました。

いろいろ話していて、私の知っているインターネット関連の会社がＫＳＤＡＱに上場していて、株価が上昇しており、今後も上昇が見込める、と言ったら、Ｊさんの目がギラリと輝き、熱心にメモしていました。　株式投資をいつもやっているのでしょうね。　すごい金額を動かしているのでは？　

あとがき

男性陣も女性陣も、しこたま酒を飲んでいたので、当日はそれで終わったのですが、もう少し正常であれば、そのあと、インターコンチネンタルホテルに部屋をとり、さらなる日韓親善をしかねない雰囲気でした。

韓国の金持ちの有閑マダムは「福婦人」と呼ばれ有名な存在ですが、ＬさんやＪさんはまさにそれなんでしょうね。

　

今回も新しい発見がありました。　韓国は奥が深いですね。

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新沙洞交差点、南西角から西に２軒目か３軒目のビルです。　 大通りから駐車場に乗り入れるようになっていますが、その駐車場に歩いて入る感覚で交差点を背にして左折したところに入り口があります。 入り口を入ると大きな階段があり、それを上って２Ｆだか３Ｆです。 今回の報告はこの店です。

そのまん前にもソウル８８キャバレーなんて店もありました。

新沙洞交差点、北東の角にはガソリンスタンドがあります。 ガソリンスタンドですから高層建物ではありません。　 よって、隣の５Ｆ建てくらいのビルの側面が見えます。　 その側面にハングルで「キャバレー」と書いてあります。 私は行ったことがありません。