1999年6月
ソウル旅行記2、第1日目

第1日目は12時頃金甫空港に到着し、直ちにホテルにチェックイン後、ロッテホテル3階にある旅行社に行きました。 市内観光の予約をするためです。 一流ホテルですとコンサージカウンターで予約を受け付けてくれますが、ホテルを通さずに直接旅行社に行けば、ホテルのマージンがなくなり安くなります。

飛行機の遅れが誤算だったのですが、とりあえず当日の夜の「Korea House(韓国の家)」と、翌日の、休戦ライン近くにある「南進第3トンネル」バスツアー(日本語ガイド付き)を予約しました。

東大門市場

10本で26,000ウォンでした
夕方まで時間があったので友人を案内して東大門市場をぶらつきました。 平日の昼間であるにもかかわらず人出が多く、IMF時代を脱却したのでしょうか、にぎわいを見せていました。 そのまま鐘路ぞいにホテルまで歩き、途中、広場市場にも寄りましたが、日本のTVでよく紹介される市場内の屋台街も昼から繁盛しているようでした。

以前、このホームページの読者より推薦されました「韓国式スプーン(スカラk)」を売っていたので買いました。 韓国では金属の箸とセットで売られているのですが、交渉の末、スプーンだけを買うことができました。 西洋式のスプーンと違い、柄が長いので食べやすいです。

Korea House
ソウルに遊びに行ったら一度は見ておきたいのが「Korea House」です。 韓国の伝統芸能をやっています。 でも興味がない人は一度見たら、何回も見るものではないですね。 10年以上前に行ったきりでしたが、今回はソウル初心者が一緒でしたので行ってみました。

観光コースに入っていますので、ホテルから予約し、夕食付きのコースに加われば、韓国の伝統料理付きです。 我々は別のところでカルビを食べましたので、ショーだけの見学にしました。 これですと2万2千ウォンで済みます。

場所は地下鉄3号線と4号線が交差する忠武路駅のすぐ近くです。


 
夕食はカルビ
夕食は2回しかチャンスがないので、ハズレに当たったら友人の手前、取り返しがつきません。 無難なところで「カルビ」にしました。 日本で発行されている韓国のガイドブックには「ポドナムチb」や「三元ガーデン」などの高級店がよく紹介されていますが、確かに美味しいのですが、値段も高級で、「安くて美味しい」をモットーとする我々B級グルメ向きではありません。 そこで、私が推薦するのは地下鉄2号線「乙支路4街駅」、地上に上がってすぐ近くの「石山亭」です。 
 

 
10年ほど前までは、「韓国には組織暴力団が無い」といわれておりましたが、最近はそうでもないようで、有名なレストランはかなり、ショバ代を取られているようです。 その分は料金に転嫁されるのではないでしょうか。 「石山亭」の創始者のオジイサンは、朝鮮戦争の時に戦乱を逃れ南に移住してきた人です。 このような人は戻るところが無いですから、「石にかじりついても」の気概で頑張って生きてきた人が多いそうです。  ソウルで現在成功している人はこのような北からの元難民が多いとのことです。  創始者のオジイサンは暴力団の脅しにもひるまず、断固としてショバ代を拒否していることもあるのでしょう、料金が1〜2割くらい安いです。 
 
今回食べた内容(2人分)を以下に示します。
生カルビ、1人前250gを2人分
生トゥンシム、1人前250gを2人分
水冷麺(もちろんピョンヤン式です)、2人分
あと、ビールと「清河」を数本飲んで、全部で9万ウォンですから、やはり安いです。
 
昨秋来たときは店員のアガシは普通の制服を着ておりましたが、今回は「チマ・チョゴリ」に変わっていましたので、雰囲気も良かったです。 なかなか「イエッポ」なアガシでした。

’99年の目次に戻る
呉 光朝HP掲示板に進む