1999年1月30日号
アレアハングル815のインストール

Windows嫌いで、今まで使って来なかったWindowsですが、ついに抵抗できずに使うことにしました。 でも、今さらWin95は嫌ですし、Win98も使いたくないとのことで、Windows NTにしました。 これに伴ってHDDも5GBに上げました。

昨秋、ソウルに行ったときに買ってきたアレアハングル815ですが、当時、私のPCはOS/2だったのでインストールしておりませんでした。 今回、WinNTに入れ替えたのを契機にインストールしてみましたので、その報告を書きます。

概要
「815」と称するパッケージは、従来の「アレアハングル97」とどう違うかですが、従来に加えて「国際版」も一緒にCD−ROMに入っております。   従来はその他に「日本語版」というものも売られておりましたが(昨秋のソウル旅行記参照)、815に入っている「国際版」は日本語のみならず、中国語なども扱うことができます。   「日本語版」は定価で22万ウオンもするのですが、それと同等以上の機能がある「国際版」も入って1万ウオンは劇安です。   まさにハングルとコンピューター社の社運をかけた捨て身の作戦です。

適合OS
国際版も入っていますので、Windows自体の言語との関連が複雑ですので、説明書に書いてある適合OSを以下に示します。

(アレア)ハングル97(アレア)ハングル国際版
韓国語/英語  Windows 95/98
韓国語/英語  Windows NT 4.0 以上
韓国語/日本語/中国語/台湾語/英語
  Windows 95/98
  Windows NT 4.0 以上

以上より、私のPCにインストールされている日本語版Windows NT 4.0 は「国際版」をインストールしても動作することが説明書に書かれています。

インストールの注意
インストールはそれほど難しくありませんが、選択の画面では表示を良く読まないと間違えやすいです。 時々、英語の説明も出てきますので、注意深く読むことが肝要です。  以下に導入手順を示します。

  • Windowsの左下のスタートを押し、ファイル名を指定して実行からCD−ROMのルートディレクトリにあるInstall.exeを実行します。
  • インストールプログラムが立ち上がり、しばらくすると英語の表示がでますが、これは「このコンピュータは韓国語版Windowsでないので”Install All”を選択すると韓国語版のhwpw97 しかインストールされない」との注意です。  OKを押して次に進むと、選択画面出ます。
  • 選択画面ではかならず「Custom」を選択し 「Install All」を選ばないことです。
  • 次に進むとアレアハングル97の機能の選択画面が出ますが、これはどれを選んでも問題ないでしょう。 私は、ここでは「Install All」を選びました。

  • 次に進むと、何をインストールするかの選択画面がでますが、International と書いてあるものは全部マークしてインストールするのがいいでしょう。   私はHDDに余裕があったので全部選択してインストールしました。

  • インストール後は「スタート」−>「プログラム」の次にHangul & Computerと言うフォルダーができていて、その中に国際版が入っています。
  • 国際版のアレアハングルを起動すると、最初から日本語で起動しますので、中の日本語の説明書を読めば使い方が分かります。


まだ、1時間ぐらいしか使っていませんが、確かに国際版と言うだけあって良く考えられていますね。   E−Mailも多言語に対応してますのでうれしくなります。  但し、一つの電文の中でハングルと日本語の混在は止めた方がいいと思います。 また、外国に出すときはタイトルもアルファベットで書くのが無難でしょう。   どうしてもハングル混じりの文章を送りたいときには、国際版アレアハングルで文章を作って、 一旦HDDに保管し、E−Mailの添付ファイルとして送るのがいいと思います。


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