1998年8月29日号
ソウル低価格ホテル

14か月間、ソウルに住んでおりましたので、帰ってきた当初は、「もう、たくさんだ」、との気持が強かったのですが、 一月、二月、経過すると、なんとなく懐かしくなってくるものです。 今年は日本も不景気で、会社も夏休みには充分休みをとるように指示を出しています。 こういう指示には素直に従うのが私ですから、9月に1週間の休みをとって、ソウルに行くことにしました。

航空券はノースウエストのマイレージによる無料航空券がありますので、これを利用するとして、 ホテルの選択が問題です。 6泊ともなりますと、安いところにしないと負担が大きくなり、無料航空券のメリットが無くなります。

外国旅行の観光案内書のベストセラーである「昭文社、個人旅行 韓国」を参考にして選択しました。 社用の出張ですと、安全性を理由にSクラスホテルにしますので、いくつかの馴染みのホテルがあるのですが (97年8月18日号参照)自分の金で行く時は別です。

「個人旅行」を参考にして、友人の李正馥さんにエコノミーホテルを候補として電話で料金を調べてもらいました。 IMF経済の影響でしょうか、本に書いてある料金はすでに古く、全て値上がりしています。 以下は調査した9月に泊まるとしたときのシングルルームの値段です。 すべて地下鉄の便がいいところを選択しました。

ホテル名場 所値段
サボイホテル明洞65,340 Won
メトロホテル乙支路入口54,450 Won
パレスホテル会賢洞45,000 Won
YMCA観光鐘閣38,000 Won
エメラルドホテル鐘路3街28,000 Won

一番安いエメラルドホテルにしようかと思ったのですが、李さんは、わざわざ現地まで行って、部屋を調べてくれました。 部屋はそれほど悪くないそうですが、「ホテルの付近に昼から酒を飲んでいるような怪しげな人が一杯いるので推薦できない」とのことで、 二番目に安いYMCA観光に予約してくれました。

ノースウエストの成田−ソウル便は1日1便しかなく、到着は夜遅くです。 金浦から夜遅くタクシーに乗るのもいやなので、地下鉄になります。 幸い、昨年から地下鉄5号線と1号線の交点である「新吉駅」がオープンしましたので、1回の乗り換えだけでYMCAの近くの「鐘閣駅」まで来られます。

ホテルの近くには私が好きな清渓川の電気街、仁寺洞があり、歩いて行ける距離ですから、おすすめできるホテルではないでしょうか。


ホテルの宣伝になってしまいました。 帰ってきたら、さらに詳細報告します。


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