1997年10月31日号

本間加奈様、会見記


私のホームページ開設のごく初期からの読者である「女性愛読者(本間加奈)」様とソウルでお会いできました。 蝦 春巻様、ご一行の来韓と1日違いでスレ違いになってしまいましたが、 10月24日(金)に市庁前のプラザホテル1Fのカクテルラウンジで2時間ほど会見しました。

お互いに顔を知らないので、うまく落ち合うことができるかと心配でした。 本間様からは目とか口が何cmで、と寸法的な情報を知らせていただいたのですが、 これだけでは難しいです。 そこで、「インターネットを利用しない手は無い」と、 私の写真が載っている秘密URLを連絡し、顔を覚えていただきました。 この手はなかなか有効で、E−Mailに顔写真を添付してもいいのです。 皆さんも、初会合に備えて、自分の写真や集合場所の地図のファイルを普段から持っていることをお勧めします。 時代はインターネットになっているのです。

以上の準備のおかげで、2〜3分早く席に着いていた私を一発で発見できたとのことでした。


事前予想
私はインターネット以外でのメディアでも、「声だけ」、「文章だけ」では良く知っているいる人と何回もお会いした経験がありますが、 予想していた風貌が的中したことがありません。 カン高い声で話すので、「細身の小柄な男性」と予想していたのに、 実際には身長180cm以上、体重90kgで、韓国サッカーの車監督のようなイカツイ顔をした「巨漢」であったりすることは、良くあることです。 このように私の事前予想は当たらないので、今回は全く予想無しで会見に望みました。

第一印象
ご本人の了解を得ていないので、差し支えないと思われる範囲で簡単に紹介します。
ひとことで言うと、「小柄で目がクリクリッとした《可愛いい》感じの方」です。 日本での生活が長いせいか、韓国人を見分ける有力な情報であるヘアースタイルや服装なども日本式だったので見分けるのが難しいでしょう。 肌の色も白く、韓国人の特長が出ていますが、最近の日本人は色白の人が多いので、これも決め手になりません。 かろうじて、2時間の会見の最後になって、エクボが多いことに気が付きました。 深いエクボでないので、なかなか気が付きませんが、笑うと4個くらい見えました。 私の経験では、韓国人はエクボが多いと思います。 韓国語の発音は、日本語に比べてホッペタの筋肉や舌を多く使いますので、自然にエクボが出来やすくなるのではないでしょうか(全くの独断ですので信用しないように)。

会談内容
オカトホ/りなぽん夫妻や蝦 春巻さんとお会いできずに、残念だった。 オカトホ様が日本に来られた時に、 会う約束までしたが、都合で会わずじまいになってしまった。

韓国人にとって当たり前なので気にもしていないことが、外国人からは珍しいこととして興味を持ってもらえるものである。 自分も日本に行ってしばらくして、少し事情が判ってきた頃は、同じように色々な発見があり、面白かった。

「椎名さんに会いたい」がアップされた直後に、的外れなコメントが「落書き帳」に書き込まれたときに、 私(呉)が「ピシッ」と書いたら、以後、無くなったのは良かった。 管理者は書き込みが迷走しないように、 注意していることが必要でしょう。


会談後、プラザホテルの横にある徳寿宮脇の石垣塀に沿った道を撮影し、別れました。 この石垣道を歩いた男女は、即効的に別れるとの伝説があるので、写真だけ撮って直ぐ引き返しました。

後日、蝦 春巻様ご一行を明洞でお送りした後、一人で歩いてみました。 ソウル市当局もこの道が散歩道として、とてもロマンチックなことを知っているのでしょうか、 改装工事中でした。 北側は徳寿宮の石垣塀で、徳寿宮内部の庭に植えられているケヤキの大木の枝が塀越しに道まで張り出しています。 道は石畳でカラフルなコンクリートブロックに交換工事中でした。 道の北側はケヤキ並木、南側はイチョウ並木と変化させて芸の細かいところを見せています。 また、徳寿宮の塀越しに、大韓帝国末期に建てられた最初の西洋式建築(少し、アール・デコの感じ)である王宮を見ることができ、 大変いい雰囲気です。 工事が完了したらソウルの名散歩道のリニューワルとして名所になることでしょう。


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