こちらの人には当たり前すぎて何でもないことが、 私たち外国人から見て「ギョッ」とすることが時々あります。 その逆で、日本人の持物や仕草がこちらの人に対して「ギョッ」とさせていることも多いのでしょう。 それぞれの国には独特の風俗・習慣があるのですから当り前と言えばそれまでですが、 韓国の場合は人々が同じ顔をしていて、つい外国にいることを忘れてしまうため、 「ギョッ」の程度が大きいものです。
今日は私が見たことや、韓国人が私を見て「ギョッ」として指摘されたことをまとめてみました。 但し、観光案内の本などに頻繁に書かれている有名なことがらは省略しました。
先日、地下鉄の長椅子で、私の前に座ったズボンを穿いたアジュモニ(オバサン)が立て膝をして、 気持ちよさそうに居眠りをしていました。 「ギョッ」としましたが、日本でもお坊さんが電車のシートの上で正座しているのを見ますので、 それと同じと思えば納得できました。
毎日、朝昼晩と唐辛子では舌がやられてしまうので、1週間に1回位はそこで夕食をとります。
客層は若い男女、もしくはグループで占められています。
値段がそれほど高くないので、いつもこみあっています。
先日、私の隣の席にいた女性2人vs.男性2人のグループの一人のアガシが、
生ビールを飲みながら、火の着いてない煙草を盛んにテーブルに叩きつけているのです。
私は「止めた方がいいよ!、
トントンするのは葉っぱを詰めて口の中に葉っぱがこぼれないようにするためで、
フィルター付きの場合は不必要で、
それをやると煙の通りが悪くなり、不味くなるよ」と言ってやりたくなりました。
誰から覚えたのか知りませんが、それがカッコいいと思っているのでしょうか。
まあ、10年前には女性がレストランのような公衆の場所でビールを飲みながら煙草を吸うことが無かったのですから、
煙草の吸い方が板に付いてないのはしょうがないでしょう。
まだまだありそうですが、長くなるので別の機会に書くことにします。