2000年8月6日、藤沢市ピースリング・ツアー


主催

平和の輪をひろげる実行委員会 藤沢市

(連絡先:市民自治推進課)

月日

2000年8月5日: 埼玉コース、埼玉・原爆の図丸木美術館

2000年8月6日: 南コース、逗子・池子米軍住宅、ヨコスカ基地

南コース説明

逗子地元市民(含市会議員)

非核市民宣言運動ヨコスカ

 

「台湾少年工の歴史を平和と友好につなぐ会」有志は標記のツアーの二日目、南コースに参加しましたので報告します。 

 


池子米軍住宅

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京急神武寺駅付近より米軍施設方向を望む。 線路から向こうが米軍用地。 手前の日本人住宅街の込み入った風景と対照的に広々としている。 正面の小山が目隠しの役割を果たしているが、全面積288.43ヘクタールの広大な土地。 このうち住宅地区として86.57ヘクタールしか使われていない。 日米安保条約の地位協定では、使用していない土地は日本に返還することになっているが、米軍側は物置として使っていると主張し、大部分を返還していない(過去、ごく一部は返還した)。

現役の逗子市議からの説明によると、米軍への「思いやり予算」で日本がこの施設に関して使った総額は1988年から1999年度までの総計で851億4400万円とのことである。

  

海上自衛隊横須賀

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京急安針塚駅付近の高層住宅街から横須賀港を望む。 手前に見える自衛隊の艦船は、イージス艦など現役艦である。 日曜日であったせいか、ハイクラスの艦船が停泊していた。 写真では見えにくいが、対岸は米軍の施設であり、アメリカ第7艦隊の旗艦であるブルーリッジや空母キティーホーク、ホマホークを60発搭載可能な巡洋艦(ファイフ)などデラックスな艦船が停泊していた。

一般人が居住している丘の上からこれだけの艦船が見渡せるとは、隔日の感がします。 世の中が平和になったのでしょう。

  

海上自衛隊第2潜水艦群司令部

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JR横須賀駅前の広場より湾の対岸を望む。 対潜哨戒期機P3Cなどが収集する潜水艦の「音」の情報はここに集められ、解析して敵潜水艦の配置・動きをしらべ、作戦司令を出すところである。 屋上右端のパラボラ・アンテナは人工衛星経由でハワイのアメリカ軍の施設とつながっている。 日本には潜水艦の音を分析する能力が充分に備わっていないので、ハワイで解析してもらい、結果を受け取るようになっている。 

  


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