月の世界     


 
 
 

旗山から車で20分くらい行ったところに「月の世界」と呼ばれる荒涼とした風景が現れる。 現在は表土に養分が蓄積されたせいか、緑の植物が見られるが、戦前はまともな道もなく、「月の世界」を思わせる風景であったとのことである。

戦前、日本人測量技師が立ち入り、「まるで月世界だ」と言ったことから、以後、そのように呼ばれることになったとのことである。 今では舗装道路も通り、民家や商店が点在している。

 

夕方、旗山に戻り、当地区の元少年工の集まりである「新高地区会」の主要メンバーと一緒に会食した。 台湾南部は台湾の中でもっとも古くから開けたために、典型的な台湾料理の本場であり、ごちそうになった。

 

 


旅行日程表に戻る