真空管+MOS FETハイブリッドアンプの改良 |
改良の要点:
*電源投入時のポップアップ音を無くす。
*ドラ−バーの真空管を交換し、アンプゲインを下げる。
説明:
電源投入時、サーボが落ち着くまでの短い時間、ポップアップ音が出ました。「プッ」という小さな音で、スピーカーへのダメージはありませんでしたが、高級感に欠けるので、パワーオンデレイ回路とリレーを利用して、電源投入6秒後にスピーカを接続するようにしました。
原設計のドライバー管であるD3aは入手性が悪く、ゲインがありすぎたので、同じピンアサインの6688(E180F)に交換しました。規格表では三結のデータが発表されていませんが、カソード抵抗値を変更せずに、原設計のままでちょうど良いバイアス電圧が得られました。
あと、カソードのパスコンを湿式タンタルからアルミ電解コンデンサーに交換しました。こちらの方が音に柔らかみが出るようです。
新しいアンプ部分の回路図を以下にしまします。