今年になってから3回目の台湾訪問をしてきました。
3月はグループでの台湾旅行、4月は出張で、今回も出張でした。 遊びではないので、好きなところに行けるわけではないですが、時間を見つけて以下のところに行ってきました。
台湾:李登輝 総統客家料理は材料をオイスターソースなどの中華料理のソースで炒めたものが多く、日本人に抵抗無く食べることができます。
シンガポール:リー・クワンユー 元首相
中国:故ケ小平 主席
「レッド・ロブスター」と言うとアメリカで発祥したチェーンレストランと思われるでしょうが、こちらは純粋な民族料理店です。 この場合はアメリカのロブスターでなく、伊勢エビのことをさします。 |
この種の海鮮料理店としては、「ヘビ街」として有名な台北の「西華街」にある「台南担仔麺」が有名ですが、実はこの店のグループとして、より高級な店を繁華街に出店したのです。 その名も「紅龍蝦」と言い、吉林路45号にあります。 以前にも書きましたが、台湾の住所表示は日本や韓国と違って大変わかりやすく、 この住所と店の名前を紙に書いてタクシーの運転手に示せば、間違いなく到着します。
西華街の店と同じく、磁器製の食器はすべて英国製の「ウエッジウッド」を使って大変立派なものです。
フカヒレのスープも食べましたが、いい味がでていました。
新発見が一つありました。 中華料理の材料としてナマコが使われます。 日本や韓国のようにサシミではなくて、煮て食べます。
台湾人に、ナマコのことを中国語で何というか聞いてみました。 「海参(ハイ・サン)」というそうです。
なんと、この漢字を見ていて、韓国語も同じことに気がつきました。 韓国語では「海参(ヘ・サm)」と言うのです。
理由は、明や清の時代には女性の移民が制限されていたようで、台湾に渡ってきたのはほとんど男性だったのです。 そして、先住民の女性との通婚がすすんだためです。 現在、先住民族は9族、存在しているといわれますが、昔はもっとたくさんあったらしく、台北付近にも現在は消滅してしまった部族がいたそうです。
私に説明してくれたオジイサンも日本語が話せるので本省人でしょうが、しきりに「台湾人」ということを強調していました。 「外省人とは血が違う、先住民の血を引いているので、中国人よりも強いのだ」というようなことをおっしゃいました。
つまり、台湾の人に対して「中国人」と言うのは気分を害することがあるので要注意だということです。 このことは最近の李登輝総統の「中国と台湾は、国と国の関係である」との発言ともあいまって、DNA分析の結果が急速に台湾人に受け入れられてきたことの証でしょう。