1999年7月24日号
明洞 B級グルメ

先週は台湾に出張でしたが、会社から緊急な指令が出て、そのままソウルに飛ぶことになりました。 台北<>ソウル間は国交が無いこともあってか、飛行機便が一日に2便しかありませんでした。 それでもなんとか座席をとることができました。

今回の仕事は朝から晩までスケジュールが詰まっており、先月の旅行のように美味しい食堂を選んでいる時間的な余裕がありませんでした。 それでもB級グルメを自称する私にはホテル内の食堂ではつまらないので、夕食に時間に、宿舎である”Westin朝鮮ホテル”を抜け出して、以前、行ったことがある明洞の大衆的な食堂に飛び込みました。 この店は繁華街にあるにもかかわらず値段が安く、味は、−−最高とはいいませんが−−、そこそこ良く、ソウルに住んでいたとき、休みの日にときどき来ました。

ロッテホテルなど日本人観光客がよく泊まるホテルからも近いので、ホームページで紹介することにします。


店の名前を忘れてしまいましたが、ロッテデパートから歩いて5分のところです。 南大門路からロイヤルホテルに向かって約100m 行くと、左に小さな先が行き止まりになっている横道があり、その中の地下1階にある店です。

今回食べたのは「ボッサム・キムチ定食(6000ウォン)」でした。 「ジョンゴル」など、みんなと一緒に食べるメニューもありましたが、私のように一人用のメニューもそろっており、一人でぶらりと入るには絶好でしょう。 あと、日本の韓国料理屋に行くと必ずあるメニューの「クkパp」は、ソウルに行くとなかなか見つからなく、日本で韓国食通になったつもりなのに、現地に行くと「こんなはずでは・・」と思うことがありますが、この店にはありますので安心です。 今回は「ナムル・グkパp」がメニューに書いてありました。
日本語のメニューはありませんが、壁に写真が貼ってるので、大丈夫でしょう。

観光で行ったときは現地での食事がせいぜい数回ですので、飛び込みで知らない店に入り、失敗するよりはガイドブックに書いてある確実なところにしよう、とするのは人情ですが、最近の韓国ブームを反映して混雑していたり、金儲け主義に走っているところもあります。  ガイドブックに書いていないところで評判のいいところをあらかじめ現地の人に聞いておいて、行ってみるのもB級グルメの楽しみのひとつでしょう。



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