チュヲ湯(ドジョウ鍋)

チュヲ湯(ドジョウ鍋)の作り方には2種類あります。 一つは、日本の柳川と同じように活きたドジョウを豆腐と共に土鍋で煮るものですが、これは日本時代の影響が大きいものと思われます。 私がいつも食べるのは、活きたドジョウをすりつぶしペースト状になったものを唐辛子味噌(コチュジャン)ベースの味付けで野菜と一緒に煮つけるものです。 確かに泥臭い匂いが少し残っていますが、コチュジャンのおかげでよく抑えられています。

写真は地下鉄2号線、建国大学前駅の近くに2〜3軒の店が集中しているところで食べたものです。 ピンボケでよくわからないかも知れませんが、ドジョウをすりつぶした「どろっーー」という感じは出ていると思います。

右の写真はサイドディッシュだけを撮影したものです。 キムチの感じが少し違ってみえると思います。 これは「コッチョリ」と言って、「一夜漬け」のキムチです。 一般家庭では冬を迎える前に大量のキムチを漬け、一晩経過したものを食べるので、一年に一回しか食べられないものです。 この店ではこれを売り物にしているので、毎日、キムチを漬けているのでしょう。 普通のキムチと違い、生野菜の味が少し残っています。


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