1998年9月ソウル旅行記
その3、新電気街、テクノ・マート

旅行に行く前に新しい電気街ができたとの情報が入っておりましたので行ってみました。 場所は地下鉄2号線の14番駅、江辺(カンg・ビョン)駅の隣で、地上39階、地下6階巨大なビルの中にあります。 テクノ・マートと言い、今までのこの種の開発が官主導で行われてきたのに対して民間から起こった開発プロジェクトとのことです。

江南に住んでいた昨年は、HDDのフラットケーブル1本を買うためにわざわざ龍山まで地下鉄で買出しに行きましたが、現在は江南T−ZONEができ、さらにテクノ・マートもオープンしましたのでソウル東部の人にとっては、 わずか1年でパソコン環境が良くなったものです。 韓国ではパソコンの振興を国の政策としていますので、10年もしたらハイテク大国日本も脅かされかねませんね。

テクノ・マートには白物家電もありますが、パソコン関係は7Fと8Fを占めています。 左の写真は7Fの風景です。

昨年は韓国のパソコンは高いと思っておりましたが、IMF時代になったことと、日本円から見た為替レートが変わってきておりますので、 今回は安いと感じました。 右の写真では「89万ウオン」よりと表示されていますから日本での価格感覚から見ると安いですね。

上記、PCの仕様は次のとうりです。

今回、特に気が付いたのですが電気製品では日本の会社のブランド品が思ったよりもたくさん売られていることです。 韓国は家電メーカーの数も多く国産品でカバーしている分野も広いですから、日本製品を買うまでもないのですが、 ブランド志向のお国柄か日本ブランドは強いようです。 写真は、鐘路4街の 「元祖ソウル秋葉原」である世運商街で撮影したものですが、 日本のブランドだけが大きく表示されているのが判ります。 新しい電気街であるテクノマートでも同じ光景を見ました。 ただし、日本製電気製品の輸入自由化はまだ行われておりませんので、マレーシアや中国の工場で作られた製品と思われます。


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