1997年10月30日号

蝦 春巻様の来韓(第3日目、最終日)


蝦 春巻様、ご一行、第3日目(最終日)です。


10月27日(月)
AM:9:30にホテルにお迎えに行きました。 パックツアーの旅行社が手配したバスはゆとりを見過ぎていて、 自由時間が削られていますので、直接、空港に行くことにしてあります。 チェックアウトして市内見物するのですが、ホテルに預かってもらうと、ホテルに戻って来ないといけないし、 またクラウンホテルではリムジンサービスが無いので、空港までのタクシーを拾うのも心配です。 そこで、荷物を持ってロッテホテルに行き、荷物だけ預かってもらうことにしました。 宿泊客でもないのに預かってくれるか? やってみると、最初は断られましたが、そこはイルボンアガシの顔で、最後にはOKとなりました。 さすが、蝦様 ご一行と感心しました。 この手はだれでも通用するわけでないので、まねをしないように。


明洞散歩
明洞を経由して南大門まで歩きました。 明洞で、ご一行から「下着屋(ランジェリー・ショップ)が多いのですか?」と、 質問を受けました。 今まで気にも留めていませんでしたが、そう言われると、たしかに多いですね。 アメリカにはランジェリー・ショップは多く、目につくのですが、ソウルも知らない間に増えてきたのでしょう。 これも最近の傾向の一つでしょう。 韓国の人はこういうのが好きそうですので、 「ワコール」みたいにこの分野で成功する会社が出そうですね。

ご一行の中に「中国雲南省産の烏龍茶」を買ってくるように頼まれている人がいました。 依頼人は、韓国で中国製品が買える、と思っている国際オンチなのか、又は本当に買えることを知っている「知韓派」なのかわかりません。 さっそく、私の知っている中国大使館脇の半分屋台みたいなところに案内しました。 ちゃんと売っているのです。 いかにも社会主義国で生産されました、と言わんばかりのみすぼらしい包装です。 でも値段だけは結構高く、20000ウオン(粘った末に16000ウオン)でした。 ウーロン茶の値段は素人には全く判らないくらいの幅(ピンキリ)がありますので、難しいですね。 一度、私が実験台になって試買いしてみましょう。
なお、ここではタイガーバームも買えますので、好きな人には穴場です。

南大門見学&食事
南大門市場見学は、女性には印象的だったようです。 特に、魚屋のオジサンが冷凍の魚を段ボールから取り出して、 頭の上から地上に何回も投げつけて、一匹づつの魚に分離しているのを見て、「韓国はダイナミックだ」と言っていました。 私はネクタイを締めることができる柄シャツを買いました。 勤務先は全日、カジュアルウエアなので、 これは私の商売道具です。 当地では、ド派手なものばかりですが、丁度、店先に「渋派手」なのがありましたので、 ご一行の意見を伺い、OKが出ましたので買うことにしました。

食事は、以前、紹介した食堂街にある店です。 以下のものを注文しました。

カムジャタン、カルククス、ビンデトク、パジョン、
春雨(韓国名忘れました)、マッコルリ

値段は合計で23000ウオンでした。 昨日のウーロン茶、1本、3000ウオンの経験から、 「安い!!」と、驚いていました。 前にお知らせしましたように、この食堂街は韓国人のお金持ちがベンツで乗りつける人がいるくらい、 美味しいことで有名なところです。

その後、女性だけで買物をするとのことで、明洞で別れました。


「にわかツアコン」で、心配しましたが、韓国の友人の協力もあり、大過なく終わりました。 でも「小過(トホホ)」を味わっていただくことができ、有意義だったことでしょう。 次は「入門編」でなく、「Deep Seoul編」でも味わっていただくことにしましょうか。


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