1997年10月28日号

蝦 春巻様の来韓(第1日目)


「落書き帳」でお知らせしましたように蝦 春巻様、ご一行がソウルに来られ、 私は「にわかツアー・コンダクター」になり、案内しました。
以下はその滞在記録です。


10月25日(土)、ご到着
全くオプションのない、しかもシーズンオフのパックツアーで、 4万5000円(2泊3日)で済んだとのことです。 エコノミーの航空券の価格でもこれくらいはしますからホテル代がタダになったことになります。 UAで到着するので、5時15分のホテル、チェックイン時間に、友人のI氏、及び、 従業員の金さんと一緒に梨泰院にある「クラウンホテル」のロビーで待っていましたが、1時間遅れでやってきました。 飛行場からバスに乗せられて、予定にない新羅ホテルの免税店に連れて行かれたとのことです。 「それが判っているなら、空港からタクシーで来たのに、バスに乗ってから予定変更を言うので....」と、 韓国が初めての蝦様は、早速、トホホ体験したと、感激していました。

I氏らの車で乙支路4街にある「石山亭」に移動しました。 ここは日本で売られている観光ガイドブックにも書かれていますが、 何故か日本人客を見かけたことがありません。 ツアーコンダクターへのバックリベートをしないので、 連れてこられないのかも知れません。 一緒に参加した「サバ」様によりますと、 味は超有名な「ポドナムチブ」の方が上とのことですが、私が案内した韓国人/日本人で石山亭の味が不味いと言った人は経験しておりませんので、 まあ、「合格」な店でしょう。

店には、1時間も前から「オカトホ様」、「サバ」様がお待ちかねで、 これを記念して「韓国ホームページ、3人衆」の記念撮影をしました。

韓国で二次会が無いことはありえません。 次はHYATTOホテルの地下にある「J.J.MAOHONEY’s」と言うDISCOに移動しました。 ここはソウルで最高のDISCOとのことで、成金の息子達や「ツバメ」、「花蛇」が跳梁する所だそうです。 事実、駐車場は満員でしたし、踊るところは「イモ洗い」状態(蝦氏談)でした。 日本人は全く見かけず、韓国人とアメリカ人だけでした。 入場する時にウエイターからセットメニュー(ウイスキー2本、ビール5本、おつまみ大量)を勧められ、安易にOKと言ってしまいましたが、 席料やら、サービス料を加算され、出る時に払ったお金は合計68万ウオンでした。 ルームサロンに比べれば安いですが、日本のDISCOより高いのではないでしょうか。 (蝦様、高い金を使わせて済みません) もっとも、日本ではDISCOはもう流行らないそうですが(蝦様談)。 おかげで、ご一行は「久しぶりにDISCOをしたので足が痛くなった」と、ちょとしたバックトーザフューチャー気分を味わったようです。

I氏によりますと、成金(韓国語では「早富」と言うそうです)の息子、娘が良く来ているいるので、 それを目当ての男女も集まるようです。 彼らは毎日来て、ビール1本で粘り、カモを探しているそうです。 また、アメリカ人にあこがれるアガシ目当てのアメリカ人も多いとのことです。

I氏は日本から5人もアガシが来るというので、気を利かせてくれ、 ハンサムの男性とイエッポな女性の従業員を参加させてくれました。 社長命令でこういうことができるのも韓国らしいですね。

第1日目完。


初日からトホホ体験をしたようですが、次の日もいろいろありますので、ご期待下さい。


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