並木道
日本に帰ってきて、毎日、自動車通勤です。
ソウルでは20年ぶりに地下鉄通勤をして、それなりに楽しかったのですが、
自動車通勤は別の楽しみがあります。
今回、道を走っていて、最初に気が付いたのは街路樹が違うことです。
真夏でありながら、「サルスベリ」や「キョウチクトウ」の花をよく見かけました。
気候も好みも違うのでなんとも言えませんが、ソウルでは街路樹の花は少ないのではないでしょうか。
しかも、この通りは電柱がなく、枝と電線が絡まって見苦しくならないのも、よい点です。 ソウルの冬は寒く、常緑樹の並木はほとんどありませんが、「プラタナス」はポピュラーなものです。 日本にもありますが少ないですね。 葉が大きく、独特の樹皮の模様が好きです。 ヨゥイドの国会議事堂の近くにもあります。 公害に強いこともありますが、韓国の人も好きな木のようです。
日本では落葉によって自動車がスリップして事故の原因になるので問題になっているようですが、 ソウルでは道路清掃車がまだ少ないので、同じ理由で並木が少ないのかもしれません。
ソウルではまだそれほど歩き回っていませんので、見落としがあるかもしれませんが、 日本の並木とは樹種の傾向が違っているように思います。
あと、庭の植木の剪定方法も違い、以前報告したヘアースタイルと同様に、 日本のように神経質なほど刈りそろえることをせず、大ざっぱに仕上げているようです。 国民性の違いでしょうか。
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