1997年7月29日号

外国人の韓国初印象


この稿は以前、アップロードしたつもりだったのですが、今見ると消えているので、 再度アップロードします。 すでに読んだ方がおられるかもしれません。


先日来の来客ラッシュの中に日本以外の国からの客もありました。 彼らの韓国初印象を聞いてみました。 いずれも国際派ビジネスマンで世界各国訪問の経験は豊富です。

アメリカ人(55歳くらい。 現在、中国に駐在)
金属の箸を使う国は初めてだ。

朝鮮動乱ではアメリカ兵が5万2千人戦死した。 ベトナム戦争の5万人とほぼ同じである。 私はどちらにも参加しなかった。

アメリカ国籍を取得した中国人(50歳くらい)
四川料理で馴れているので、韓国の辛い料理は問題ない。

ここ100年位の日本・韓国の関係は大ざっぱに理解しているが、 それ以前の関係はどうだったか興味を持っている。 いちど、調べてみたい。

香港生まれの中国人(35歳くらい)
(ル−ムサロンの出口で、ゲスト一人あたり350USドルの支払いと聞いて)、 「えっ、350USドル!!。 香港ドルじゃないよね」。 (3回くらい聞き返した)

日本人(50歳くらい。 彼は韓国は6年ぶり、2回目)
街が奇麗になった(江南区、駅三洞にて)。

一重瞼が多いと聞いていたが、このル−ムサロンのアガシは全員二重瞼だ。
韓国人同僚の答え:それはROI(Return of Investment:投資に対する見返り)の関係だ。 韓国では100万ウオンも出せばすぐやってくれるので、すぐに元が回収できる。


私が一番印象に残ったのは、軍人でもない一般の市民が朝鮮動乱とベトナム戦争の戦死者の数を即答したことです。 この二つは今でもアメリカ社会に影を落としていることと共に、 アメリカにとって複雑な思いがする国なのだなぁー、と思いました。


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