1997年6月26日号

英会話教師


落書き帳の方で「過激」が話題になってます。 この場合は「男女の間」のことを特定して使われているように思います。 そんなことを考えているうちに、昔のことを思い出しました。 韓国とはあまり関係が無いかもしれませんが、男女間における規範とか倫理感は国や時代によって大きく異なることの一例として紹介します。

私は会社の就業時間後に開催されている英会話教室の生徒でした。 先生はアメリカ人の若い女性(28歳位の白人)でした。 日本語を一切使わない授業は疲れるのを先生も知っていて、時々、休憩をとります。 あるとき、コヒ−を飲みながら先生と話していました。 彼女は英会話を教えながら、世界各国を渡り歩いているとのことでした。 我々が「何故、世界各国を巡るのか」と聞いたら、「Men!!(単数でなく、複数)」 と答えました。  生徒全員がビックリしました。 なんと「いい男」を求めて世界を渡り歩いているとのです。 このメンタリティ−はとても日本人には無いものだと思いました。 日本人でもそれに近いことを実行している人もいるのでしょうが、 あまり親しくもない生徒に堂々と公言するのですから、アメリカ人のオ−プンさに、ビックリしました。 彼女は続けて「アメリカでも、そういうことは良くないと言う人も多いが、そういった考えに縛られたくない」と言いました。

数日後の朝でした。 ラッシュを避けるため、ラブホテル街を通り抜ける裏道コ−スで自動車出勤してますと、 すぐ前を会社の駐車場で見覚えがある高級車が走っているのです。 英会話教室の生徒で、実家が大金持と聞いていた人の車です。 彼はルックスも良く、ギリシャ彫刻のように彫の深い顔立ちのハンサム・ガイです。 助手席には誰か乗っているようですが、確認できません。 でもなんとなく、英会話の先生のようにも見えました。 私はとっさに「やったな!!、日本にはいい男がいなかったなんて言われないようにしてくれくれよな!」 と心の中で叫びました。

まあ、ラブホテルと言うのが冴えないですね。 折角の日米友好ですから、ホテル・オ−クラぐらいにしてほしかったですね。


今回の話は日米友好の話ですが、日韓でもありそうな雰囲気がしますが、 なかなか伝わって来ないですね。 これ以上は自分で実践するしかないのでしょうか。 でも、自分のことはホ−ムペ−ジにはなかなか書けないですね。

注意:上記、英会話教室は私の現在の勤務先でなく、以前の会社での話です。


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