1997年6月25日号

トニ−・ロ−マ


昨日の夕方にI氏から電話が入り、夕食のお誘いでした。 いつも夕食は何にするか悩みの種ですので、二つ返事でOKしました。 私は何でも良かったのですが、彼が「トニ−・ロ−マ」に行こうと言いましたので従いました。

以前からロッテホテルの裏にあることを知っていましたが、行ったことはありませんでした。 昨日は、新沙洞にある別の支店に行きました。 I氏によれば、この辺りは「チョル・ブ(にわか成金)」の街で、 高級なル−ムサロンや外国レストランが多いとのことです。 先日、TVタレントを見かけたパスタ・レストランも近くにあります。
駐車場に入ると、さすがに「チョル・ブ」の街だけあって、 ソウルではほとんど見かけないシボレ−・カマロが駐車してました。 I氏の車も古くなっているので、「そんなに高くないから、次はこれに換えろ」と言ったら、 韓国では輸入税が高く、最低クラスでも4000万ウオン(570万円)するとのことでした。 日本で買う場合に比べて2倍ですね。 韓国人は外観を重視するので、税率を下げると、このようなカッコがいい車はよく売れ過ぎて、 国産車に対する影響が大きいだろうと言ってました。

店に入ると、日本と同じ感じのインテリアでした。 本場アメリカでは照明が極端に暗く、 店の雰囲気も、もっと庶民的でしたが、日本/韓国では高級感を出しています。 同じチェ−ン店でも国情に合わせているようです。 日本ですと、「待ち行列」ができるくらい繁盛しているのですが、そこまでは行きませんが、 ほぼ満席状態でした。

注文したのは定番の「オニオン・リング」、「クラムチャウダ−」、 「サラダ」、「リブ」です。 ソ−スやドレッシングに至るまで、日本と全く同じ味がしました。 本場アメリカのオニオン・リングは、それだけで満腹になるくらいのキングサイズですが、 韓国では日本と同じサイズです。 「トニ−・ロ−マ」は世界チェ−ン店ですが、日本の店からの協力があるのではないでしょうか。

値段は「リブ」が18000ウオン(2600円、税込)ですから、これも日本と同じくらいで、 アメリカの2倍と言うところでしょうか。 客層は、ほとんどが、男女のカップルで、 家族連れ、会社の同僚グル−プは少ないようでした。


近くに地下鉄駅がなく不便ですが、たまには行って「韓国料理漬け」に変化を付けようと思いました。


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