日本人料金
韓国では日本人はよく「ボラレる」と言われます。
私も21年間の韓国の経験がありますが、昔はよくボラレたものです。
しかし、最近はよくなって来ているようです。
模範タクシ−でなくて、普通のタクシ−に乗っても、
最近はメ−タ−以上を請求されたことがありません。 地方の不便なところに行くと、
メ−タ−どうりにはいかないそうですが、このような場所は韓国人でもボラレるとのことです。
最近はタクシ−に限らず、ボラレたことがないですね。 多少なりともKorea語を話すと、
違うのでしょうか。 逆に、まけてくれたこともあります。
10年前に梨泰院でイミテ−ションのカバンを買った時のことです。 値引きを要求して、しつこく粘っていたら、中から女主人が出てきて、 「(お前は)我々のコトバを話すので、まけてやる」と言われたことがあります。 当時はオリンピック前で、日本人でKorea語を話す人は多くなく、 日本人がこちらのコトバを話すのが、嬉しかったのでしょう。
一般生活では日本人に対する暴利が無くなってきていますが、 サブカルチャ−の分野ではまだまだ日本人はカモのようです。 「ソウル一人ぼっち」の私ですが、最近はインタ−ネットのおかげで、 何人かの日本人の知人ができ、ボラレの例を聞きました。
二人で150万ウオン(20万円強)は、相場の2倍以上ですね。 新村は学生の街として有名になりすぎましたが、「学生街だから安い」と言う感覚が通用しないようです。 悪質な店も進出しているようで、これを読んだ日本の皆さんも充分注意してください。
中国のように外国人用紙幣を発行して、政府として二重価格を決めている例もありますが、 韓国は一流国の仲間入りをしたのですから、こうような風潮をやめないと、国際的な評判を落とすことになります。 これからの時代は、世界から信用される国にならないと、発展が難しいでしょうね。