1997年5月30日号

飲み屋、新装開店


昨日は社員食堂でしたが、昼食を終わってエレベ−タ−まで来ると、 見慣れないおじさんが、チラシを配っていました。 席に戻って、眺めているとどうやら新しく開店する飲み屋の宣伝のようです。 4人の奇麗なアガシの顔写真が載っています。 私の読解力ではよく理解できませんので、会社の人に聞いたら、 ハチャメチャな内容でした。 日本ではここまでやらないでしょうから、以下にかいつまんで紹介します。 スキャナでお見せできると、もっと面白いのですが....


新装開業

永登浦に”都心のオアシス「蜜群クラブ」”開業。 韓国の八つの道(日本の県にあたる)出身の美人が勢ぞろい。

「人間も機械と同じで使わないでいると錆びてしまうことを御存じですか?」

「八つの道出身の寡婦50人が確実なサ−ビス」

以下、4人のアガシの顔写真入りの紹介

Miss 盧
忠清道出身 老処女
Miss 新
全羅道出身 独身女
Miss 高
済州島出身 海女
Miss 高
ソウル出身 ヤング

独身女50名常時待機中 !!

しばらく、このチラシを眺めていたら、 同僚が「このアガシの顔を見たことがある。 日本のAVスタ−だ!」と、 言いました。 何で輸入禁止の日本のAVの出演者を知っているのだ!! 著作権も肖像権もあったものでないですね。

こういうのをみていると、ハチャメチャの中にも、 憎めないところがある韓国人をよく表しているように思います。


永登浦(ヨンドゥンポ)
中上健次の「物語ソウル」で描かれた、古くからの工場がある労働者の街。 新世界百貨店永登浦店の裏手辺りには今でも赤線地帯があるとのこと。

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