1997年5月13日号

国際結婚


私が知っている人で韓国人女性と結婚した男性を2人知っています。 また、台湾女性と結婚した人を2人知っています。 残念ながら、知っている日本女性が韓国もしくは台湾の男性と結婚している例はありません。
今日は、これら知っている国際結婚のカップルを通して、 韓国と台湾の比較を書いてみます。

韓国女性と結婚した男性をAさん、Bさんとしておきましょう。
Aさんは当時すでに熟年に達しており、 日本人のご夫人との間に成人の息子さんがいました。 そのご夫人と別居中に横浜伊勢佐木町の韓国クラブに毎日のように通い、 そこで働いていた女性と結婚されました。

Bさんは仕事で韓国との間を行ったり来たりしているうちに現地で今のご夫人を見つけました。 こちらは初婚です。

Aさん、Bさんとも今から約10年前に結婚され、 現在は子供もでき、日本で幸せに暮らしておられます。 当時、立て続けに結婚されたので、韓国ブ−ムかなぁ−と思ったものでした。 ところが、身近な人で韓国の女性と結婚する人がそれ以来、途絶えてしまっています。

一方、私の会社は仕事の関係で台湾に行くことも多く、チャンスが多いはずなのに 台湾の女性と結婚する人が3年くらい前までは皆無でした。
私が知っている台湾の日本資本のある会社は常時30人くらいの日本人が駐在していて、 すでに30年以上の歴史があるにもかかわらず、 誰一人、台湾女性と結婚した例が無いとのことで、七不思議になっているそうです。
ところが、ここ3年くらいの間に私の会社の知人が2人も台湾の女性と結婚したのです。 ですから、韓国との国際結婚ブ−ムは約10年前に終わり、 今は台湾女性との結婚がブ−ムなのかなぁ−と思えてきます。


今日の話しは、ただこれだけのことなのですが、 国際結婚の相手国にも流行があるのでしょうか。 あるいは、日本人から見て韓国女性の魅力が少なくなってきているのでしょうか。 また、日本人から見て魅力が無かった台湾女性が急速に魅力を身につけてきたのか、 ヤジ馬根性ながら興味があるところです。

身近に起こった事だけで書いていますので、正確な情勢分析ができませんが、 いちど韓国人側の意見を聞いておきましょう。


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