1997年5月10日号

サイパン旅行記(その5、夜の部2)


昨日に続き、夜の部2です。

ガラパン地区(続き)
フィリ−ピ−ノの店はアガシがショ−・ダンスをしている内に抜け出しました。 李さんによれば、それが「通」だそうで、 ズルズルと居すわるのは良くないとのことです(何が良くないか聞き漏らしました)。 入ってしまうとカンバンまでいるのが普通のソウルのル−ムサロンとは違うので、 I氏は不満そうでした。

店を出て歩いていくと、 さすがに李さん御一行だけあって、 別の店からロシア・アガシの強力な呼び込みがありました。 ここのママさんは韓国人だそうですが、 ロシア・アガシを契約して連れてくるル−トを持っているようです。 次回は是非、行ってみたいと思いました。 (李さん、宜しくね!!)

次に現れたのは中国小姐(北京語でシャオ・チェと発音し、 アガシと同じような使い方をする)が表で呼び込みをしている店です。 李さんによれば福建省から来た人たちが多く、 蛇頭 との関連も噂されているので行かないようにしているとのことです。
また、すぐ近くには、 スプリング・キャンプで来ていた日本のプロ野球の選手が殴られた店がありました。 日本語が通じるし、観光気分で歩くのもいいのでしょうが、 やはり外国であると言うことを常に忘れないようにしてないといけないようです。

ライブ音楽
ガラパンを後にして、 JALが経営しているnikkoホテルにあるライブ音楽をやっているバ−に行きました。
ライブ音楽と言っても、一人のミュ−ジシャンがキ−ボ−ドで弾き語りしているだけですが、 このミュ−ジシャンはキ−ボ−ド・テクニックが大変上手で、 フルバンドをバックに歌っているように見事でした。 早速、挨拶をしました。 フィリピン人で フィリップ・ガルシアと言うスペイン風の名前のハンサムな人でした。 フィリピン人は音楽のセンスがいいようで、 このような店の雰囲気にピッタリでした。 「酒バラ」をリクエスしたら快く演奏してくれました。 アガシのみならず、 男性もホスピタリティ−がいいのに感心しました。
日頃、韓国のテレビで日本にいるときとあまり変わらない感じの曲ばかり聞いていたので、 とても新鮮でした。

余談になりますが、ソウルの高級ホテルのレストランには必ずと言っていいほど、 フィリピン・バンドが入っています。 彼らの音楽性は韓国でも認められているのでしょう。

このバ−のウエイトレスが2人ともフィリピ−ノですが、 背が高く、あか抜けしているのです。 李さんに聞いたところ、昨年行われたサイパン在住者コンテストの ミス・フィリピ−ノと準ミス・フィリピ−ノだそうです。 nikkoホテルさんも憎いことをやってくれます。


どうも韓国のホ−ムペ−ジなのにフィリピン関連ばかりになってきました。
日本も韓国も、第三次産業で働く人が今後、多くなってくるのでしょうが、 フィリピンの人たちのホスピタリティ−の良さは見習わないといけないと思いました。 特に韓国の現状は、この観点からミザラブルなように思います。

まだまだ書きたいのですが、ホ−ムペ−ジの趣旨から外れますので、 サイパン旅行記はこれで終わりとします。


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