ソウルでの私の住まい
私のアパ−トは約12坪のワンル−ムマンションですが、若い人の街として
有名なカンナムの地下鉄駅から150mの大変便利なところです。
近くにはコンビニ、食堂−−しかも、吉野屋、ピザハットなどソウルではまだ
少ない外国食堂も−−、ビヤホ−ル、映画館などが歩いて5分以内という、
絶好の場所です。 便利なところだけあって騒がしいと思われるかも知れま
せんが、小さな丘になっているため、繁華街が急に住宅街に変わって静かな
ところで、部屋が若干狭いことを除けば大変条件のいいところです。
さて、これで家賃はいくらくらいと想像されるでしょうか。 因にソウルの
物価は大変高いです(除く交通費、これは安い)。
以上の予備知識から私のアパ−トの家賃を想像するのですが、驚くなかれ
無料なのです。 実はからくりがあって、
韓国では銀行金利が年利で10%以上あり、会社が6000万ウオン
(約850万円)の敷金を払い込んでいるのです。 大家はこの銀行利子を家賃
として考え、毎月の家賃は無いのです。 このシステムは韓国ではあたりまえ
だそうですが、敷金の利子分と毎月の家賃は振り分ける(例えば半々)
方式もあるようです。 敷金は出る時に返してもらえるのですが、最初の
時には有る程度の現金がないとアパ−トに住めないのでしょうか。
日本式の家賃システムのところもないと「マルビ」の人は困るでしょうね。
私の所得税の計算は税理士に相談したら、上記より家賃が無料なので
所得に算入されないとのことで、ラッキ−でした。 それにしても10%
以上の銀行利子とはすごいですね。 下げたらインフレになってしまうので
しょうね。
「ところ変われば人変わる」で、毎日、新しい発見の連続を楽しんでいますので、
順次紹介して行く予定です。
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