新緑の季節
季節的に少し早い時期に「植木の日」が設定されているかな、と
思っていましたが、ソウルの街を見ているとなかなか良い設定だと
思えてきました。
当地の冬は大変寒く、今年になってからマイナス12度を
経験しました。 当然のことながら常緑樹が少なく、枝だけの
街路樹風景です。 当地ではツツジやサツキも落葉します(日本と
違って落葉する種類なのでしょう)。 ところが4月に入ると
急激に気温が上がり、今日現在
桜の開花は6分咲きと言ったところです。 つまり東京地方から1・2週間
くらいしか開花が遅れていません。 一方、紫/白木蓮の花もきれいに
咲いています。 東京地方では木蓮と桜の開花の時期は少し間隔があい
ていますが、ソウルでは重なっている期間があります。 余談になり
ますが、木蓮の親戚であるコブシも韓国の人が好きな花の一つだそうです。
寒い冬をひたすら耐えていた木々はこの時期に一斉に活動を開始 するようです。 ですから4月5日の祝日設定は的を得たものと 思いました。 桜の花が終われば、いよいよ若葉の季節ですので 冬の間に蓄積したエネルギ−が一斉に発散されるさまはさぞかし のものと期待できます。 当地で国内線の航空運賃を調べたら 日本の新幹線よりも安いくらいですので、若葉の季節に東海岸の 雪岳山地方にでも出かけてみようかと思っています。 日本からの 旅行者もここまで行く人は少ないと思いますが、少しの追加金で 行けるのではないでしょうか。 韓国の人は全員、雪岳山はいいところ と言います。