- 100円ラジオは周波数変換と第一中間周波増幅だけ使い、検波用のダイオードを外してそこから455KHzのIF信号を取
り出しました。 その後、真空管で第二段目の中間周波増幅を行います。 以下、二極管検波、低周波電力増幅して、スピーカーを鳴らします。
中間周波増幅が二段であるためハイゲインであることと、電力増幅は、高gm管である6AG7の並列接続であるため、こちらもハイゲインです。 従っ
て、二極管検波のあとの電圧増幅は省略し、そのまま6AG7に入力しました。
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- 100
円ラジオの回路図は、
[ブッレドボードラジオ」のHPをご参照ください。 電池の代わりに、親機の真空管ヒーター電圧を半波整流後、三端子レギュレー
ターICでDC+5Vと
し、直列にパイロットランプ兼用の緑色LEDを入れて、1.8Vの電圧降下を利用して3.2Vを作りだしました。 検波用のダイオードを取り外したため、
AGCがかからなくなり、常に最高ゲインになってしまいますので、中間周波増幅用のトランジスタのエミッタを51オームの抵抗を介して接地するように改造
しました。 この箇所はジャンパーワイヤー(黒色コアのIFTとバリコンの間)が入っていましたので、ジャンパーを外して51オームの抵抗を付加しまし
た。 また、ボリュームの中点とホット側端子を短絡しました。 これにより、このボリュームはIFゲイン調整として動作するようになります。
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